特急列車が"約250メートル"オーバーラン 乗客2人降車できず 次の駅で臨時停止 運転士から聞き取りへ JR北海道

JR北海道本社(札幌市中央区、資料)
北海道浦幌町のJR浦幌駅構内で1月23日午後、特急列車が停止位置から約250メートル、オーバーランしました。この影響で乗客2人が下りることができなかったほか、45分の遅れが出ました。
23日午後9時ごろ、JR根室線の浦幌駅構内で、札幌発釧路行きの特急おおぞら9号が、所定の停止位置から約250メートルオーバーランし停車しました。
列車は6両編成で、長さは約150メートルでしたが、車両の最後尾からホームまでの距離は約80メートル離れました。
その後、列車は指令センターの指示で約17分遅れで運転を再開。
浦幌駅で降りる予定だった乗客は2人で、JR北海道では次の厚内駅で列車を臨時停車させ、2人を降車させました。
2人は迎えに来た家族などの車に乗り戻ったという事です。
また、浦幌駅から乗車予定の乗客はいなかったということです。
列車は45分遅れて、23日午後10時37分に釧路駅に到着しました。
この影響によるけが人などはいなかったということです。
JR北海道によりますと、オーバーランは雪が影響していたわけではなく、運転士に聞き取りするなど原因を調査しています。