【住宅火災】実は住人の39歳男が自ら"放火"していた…搬送先の病院で新型コロナ感染が判明→治癒したため逮捕される

火事があった現場(1月12日)
1月12日に札幌市東区の住宅が燃えた火事で、警察はこの家に住む39歳の男を放火未遂の疑いで逮捕しました。
現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されたのは札幌市東区の39歳の飲食店経営者の男です。
男は12日午前7時30分ごろ、3階建ての自宅の1階車庫で、保管していた物に火をつけて放火しようとした疑いが持たれています。

逮捕された男は車庫の中で火をつけた
出火当時、近くに住む人から「1階の車庫から煙が出ている」と消防に通報があり、消防車など10台が出動して火は約1時間後に消し止められました。
この火事で1階車庫の内部が5平方メートルほど焼け、男は病院に搬送されました。
警察によりますと男は90代の祖父と2人暮らしで、当時祖父は不在だったということです。
男は搬送先の病院で新型コロナウイルスの陽性が確認されたため、警察は男の回復を待って話を聞くなどした結果、放火の容疑が固まったとして23日に逮捕しました。
調べに対して男は容疑を認めていて、警察が詳しい動機を調べています。