「春節スタート」中華圏からの観光客続々 でも直行便のない中国本土からの観光客はまだまだ少ない…北海道観光復活の兆しは?
中華圏の旧正月、春節に合わせた大型連休が始まり台湾など海外からの観光客が戻ってきました。コロナ禍で落ち込んだ北海道観光復活の兆しは見えるのでしょうか。
春節に合わせて来日した中国からの観光客。4日間の日程の旅の予算は?
観光客:「日本円で500万円くらいです」
観光客:「いま現金で120万円は持っています」
厳しい行動制限を伴うゼロコロナ政策が見直され、のべ21億人の国民が大移動する見通しです。

外国人観光客が戻った小樽市
「いま日本に来られるのは、観光ビザではなくマルチビザを持っている人たち。少なくとも1千万円以上の収入がある人が行ったり来たりできるというビザです」
現在、中国から日本への観光ビザは事実上申請できない状況で、富裕層が対象のビザのみ受け付けているといいます。
北海道内の観光地では…。
安野 陽介 ディレクター:「道内屈指の観光地・小樽です。ご覧ください、外国人観光客しかいません」

中国人はまだ少ない
先週末から、台湾などからの観光客が戻って来た小樽市。
タイからの観光客:「ハネムーンで来ました。こんな良い天気の日は冷たいアイスを食べてもいいと思います」
台湾からの観光客:「春節で来ました。北海道は雪がたくさんあってきれいで寒いです」
しかし、中国と北海道を結ぶ直行便が就航していないため、本格的な観光客回復にまでは至っていません。
人力車のスタッフは:「中国の人はまだやはり少ないですね」
観光バスの運転手は:「これから夏ににかけ中国の人も入ってくると思うので、この夏は忙しいと思う」

二条市場を訪ねると…タイからの観光客が
札幌市の二条市場でも。
タイからの観光客:「タイから来ました」
タイからの観光客:「(5600円の)海鮮丼を食べます」
店の人は:「中国人観光客はいまは少ない。期待してたけど。昔は2キロ40~50万円する高級乾燥アワビ買う人もいたけど」
やはり、中国本土からの観光客は少ないようです。