陸別町で-30.4℃ "全国一番の寒さ"に 北海道は極寒の朝 フロストフラワーできる 牛の体毛も凍る
1月23日朝の北海道は、上空に流れ込んだ寒気と放射冷却現象(地上の熱が上空に放出される)の影響で冷え込み、十勝地方の陸別町では、氷点下30.4℃を記録、全国で一番の寒さとなりました。

北海道陸別町(1月23日午前8時ごろ)
道内は、陸別町で氷点下30.4℃(今季3度目の氷点下30℃以下) 、道北の枝幸町歌登で氷点下26.5℃、遠軽町生田原で氷点下26.3℃、北見市で氷点下23.3℃と寒い朝となりました。

水面にフロストフラワーができていた(北海道陸別町)
河川では、氷点下15℃以下と冷えた朝に水面に、花の形をした霜の結晶「フロストフラワー」もできていました。

北海道陸別町(1月23日午前8時ごろ)
牧場の牛の体毛や鼻も凍っています。

カメラマンが濡れたタオルを回すと…
岡崎 正文 カメラマン:「それでは(濡らしたタオルを)回してみます」
陸別町で撮影していたカメラマンが、屋外で、濡らしたタオルを回してみると、約10秒でカチンコチンに凍ってしまいます。

約10秒で凍りました
札幌市では、23日朝の最低気温は氷点下8.5℃でした。
この厳しい寒さは、週末にかけて全道で続き、札幌市でも最低気温が連日氷点下10℃前後となる予想です。水道管の凍結にも注意が必要です。