北海道に、ユーがいる。|北海道文化放送 北海道に、ユーがいる。|北海道文化放送


MENU CLOSE
検索

北海道警 2023年は活動指針改め「道民のために~強く正しく誠実に」全64署長参集し本部長訓示

事件・事故 社会 友だち追加

道内警察署長に訓示する北海道警察 鈴木信弘 本部長

 北海道警は1月20日、全道の警察署長を集め警察署長会議を開き、治安維持に向けての課題や重点目標など2023年の方針を共有しました。

 北海道警察本部で行われた20日の会議には北海道内64の警察署長が集まり、リモート参加を含めて約170人が出席しました。

 道警は新たに定めた「令和5年重点目標等について」で、基本理念である「犯罪や事故のない安心して暮らせる北海道の実現」のため活動指針を改め「道民とともに 道民のために~強く正しく誠実に~」を警察職員が保持すべき基本姿勢としました。

 この重点目標を踏まえて訓示した鈴木信弘本部長は2023年は制服警察官による街頭活動の強化により犯罪の起きにくい社会づくりを目指し、特に子ども、女性、高齢者の犯罪被害防止の推進をしていくとしました。

北海道警察本部で開かれた警察署長会議

 被害の8割以上を高齢者が占める特殊詐欺は2022年の認知件数が308件、被害額は12億4000万円と前年と比較して大きく増加し、いずれも過去最悪となった数値と同程度になるなど極めて深刻であるとして、各部門の捜査において犯罪の背後にある資金の流れに関して実態解明を行い、犯罪組織に対して実質的な打撃を与えるよう指示しました。

 また、2022年の交通事故による死者数は115人で、記録が残る1947年以降最少となった一方で、二輪車と自転車利用者の死者数が大幅に増加し、飲酒運転による死亡事故も後を絶たないなど依然として厳しい情勢であることから、事故実態に基づき対策に取り組むよう述べました。

 さらに道民の要望・意見の把握と誠実な対応が必要であるとして「様々な警察活動を行うに際して、地域住民の理解と協力を得ることは極めて重要である。あらゆる機会を通じて住民の要望や意見を把握し、警察活動に反映させることで、道民の理解と支持をより強固にしてほしい」と職員に要望しました。

 この他、会議では来賓の札幌高等検察庁 神村昌通検事長が2022年4月に発生した知床観光船事故において厳しい自然環境のなかで行われた捜索活動に敬意を表した上で「日々発生する他種多様な犯罪に適切に対処していくためには警察と検察が連携と協力関係を深め、これを基盤として迅速・的確な捜査処理を行うことが不可欠である」と述べました。

 また、北海道公安員会の吉本淳一委員長は「2023年4月の統一地方選挙、G7札幌気候エネルギー環境大臣会合を皮切りに2023年は大規模な重要行事が相次いで予定されており道民の理解と協力のもと一致団結して大規模警備を完遂してほしい」と要望しました。

  • みんテレ
  • 北海道チャンネル