「相手から離れて!」少ない力で"逃げる" 身近な『犯罪』から身を守るために…現職警察官が護身術

北海道警察の現職警察官が指導した「護身術セミナー」
どこで被害に遭うか分からない様々な犯罪。日墓の生活で身を守るためにはどうしたらいいのか。そんな女性の不安から逃れる"術"を学ぶ「護身術セミナー」が、札幌の生命保険会社で開かれた。

痴漢防止のポイントのほか、そもそも犯罪に遭わないための方法をアドバイス
この護身術セミナーを開いたのは、女性社員が現場を担当することが多い保険会社、第一生命保険、札幌総合支社。北海道警察の現職警察官を講師に招き、女性社員85人が参加した。
セミナーでは、北海道警本部や札幌中央警察署の担当者が、女性が被害者になることが多い痴漢防止のポイントのほか、そもそも犯罪に遭わないための方法をアドバイス。北海警察の防犯アプリの使い方なども学んだ。

実践訓練では「手首をつかんでひねる」などその場から逃れる方法を訓練
さらに、実践訓練では、万が一、被害あってしまった際、とにかくその場から逃れる方法を指導。2人1組となって、"少ない力で逃れる"ことを目的に、護身術の訓練を受けた。
セミナーに参加した札幌コンサル営業室の岩佐美佑さん(28)は「講話だけではなく、護身術を実践できたことがよかった。いざという時にすぐに役立つと思った」と話していた。
まずは犯罪に遭わない。そして犯罪に巻き込まれてしまったら、すぐにその場から逃れる。身を守るためのアドバイスだ。