北海道東部の牧場で牛を襲っているヒグマ「OSO（オソ）18」をめぐり1月17日、厚岸町で酪農家を対象とした説明会が行われています。

　厚岸町や標茶町の牧場では、4年前からこれまでに放牧中の牛あわせて65頭が「OSO18」とみられるヒグマに襲われていて、酪農家は大きな打撃を受けています。

　厚岸町は17日午前10時半から、地元の酪農家への説明会を開いています。

説明会の様子（北海道厚岸町）

　このなかで、これまでの調査で明らかになったOSO18の特徴や捕獲に向けた取り組みなどの説明を受けました。

説明会の様子（北海道厚岸町）

　調査にあたっている「南知床・ヒグマ情報センター」によりますと、積雪になってからの調査では足跡は発見されず、冬眠明けの2月末から追跡調査を再開するということです。