"バックカントリー スキー"中か 雪崩に巻き込まれた女性が死亡…北海道の羊蹄山で外国人10人のツアー

雪崩が起きた羊蹄山
1月13日午後、北海道後志地方の羊蹄山で雪崩があり、外国人の女性1人が巻き込まれ、ヘリで救助されましたが、まもなく死亡が確認されました。
この事故は、13日午後2時20分すぎ、羊蹄山に登っていた外国人10人のうち、女性1人が雪崩に巻き込まれたものです。
女性は心肺停止の状態でヘリで救助されましたが、その後、死亡が確認されました。

雪崩が起きた羊蹄山
警察などによりますと、当時現場にいたのは、外国人のガイド1人とスタッフ1人、ツアー客8人の計10人で、女性以外の9人は無事だということです。
雪崩があったのは5合目から6合目付近とみられ、ガイドの話によりますと「スキーの滑走中に雪崩に巻き込まれた」ということです。
警察はバックカントリースキー中に雪崩に巻き込まれたとみて、ツアーの管理状況などを調べる方針です。
北海道内は13日、気温が上昇し、ふもとの倶知安町の最高気温は4月上旬並みの8.0℃と、14年ぶりの暖かさでした。
また羊蹄山周辺には雪崩注意報が出されていました。