【速報】手稲区で目撃された"クマ"は"シカ"だった 足跡確認 稲穂は"痕跡なし"引き続き警戒 札幌市

クマのような動物の目撃があった現場(札幌市手稲区稲穂=2023年1月10日午前2時ごろ)
1月9日夜から10日未明にかけて、札幌市手稲区で相次いでクマのような動物が目撃されていましたが、札幌市の痕跡調査で、富丘の目撃についてはシカと断定しました。
札幌市手稲区富丘5条3丁目付近では9日午後10時10分ごろ、約3時間後の10日午前0時50分ごろには、最初の現場から3キロほど離れた手稲区稲穂2条1丁目の住宅街でもクマのような動物の目撃情報がありました。
札幌市によりますと、痕跡調査で、富丘の現場からはクマの足跡などは見当たらず、シカの足跡が確認されたことなどから、目撃されたのはシカと断定しました。
稲穂の方は痕跡が見当たらず、引き続き警戒しています。
札幌市内では12月31日にも中央区円山西町でクマの目撃情報が相次ぎ、警察などがパトロールを強化しています。