3期目は「市民の命と健康守ることが最優先」 秋元札幌市長3選出馬表明 五輪誘致は"民意"尊重を強調
3期目について「市民の命と健康を守ることが最優先」としました。
札幌市の秋元克広市長が12月22日、会見し3期目を目指し、2023年4月の札幌市長選挙に出馬することを正式に表明しました。
秋元 克広 札幌市長:「秋元克広は札幌市長選挙に立候補する決意を固めました」
札幌市の秋元市長は12月22日、札幌市内で会見し、2023年4月に予定されている札幌市長選挙に3選を目指し、出馬することを表明しました。
秋元市長は66歳で、2015年に初当選し現在は2期目です。
3期目の基本政策については、新型コロナウイルスの感染拡大で疲弊した医療体制の立て直しや経済の活性化のほか、子育て支援の充実を挙げました。

3期目の基本政策については…
さらに…
秋元 克広 札幌市長:「オリパラの開催は子どもたちの夢や希望をかなえていく、世界に目を向けるきっかけとする意義がある。(民意で)反対が上回れば、(招致は)前に進んでいけない」
冬季五輪招致を巡っては、秋元市長が12月20日、東京大会の汚職事件を受け積極的な機運醸成活動を当面中止し、見直し案を示した上で、民意を確認するという方針を示しました。

冬季五輪招致は民意を確認する方針
会見で秋元市長は改めて招致について民意を尊重するとしましたが確認の時期は、市長選の前か後かは決まっていません。
札幌市長選には元札幌市市民文化局長で、「市民政党・札幌冬季五輪に反対する会」代表の高野馨氏が立候補を表明しているほか、共産党も候補者擁立を目指しています。