「冬のオリパラ招致」目指す札幌市長 "機運醸成活動"中止 大会運営見直し&賛否問う意向調査実施 反対多数の場合は民意尊重

会見する秋元札幌市長
冬季オリンピックパラリンピック招致を目指す札幌市の秋元市長が、機運醸成の活動を中止し民意を問うとしました。
秋元克広市長:「積極的な機運醸成活動は当面中止し、大会運営の見直し案を示し、改めて民意を確認する」

意向調査で反対多数の場合は「民意を尊重」
2030年の冬季大会の招致を目指す札幌市の秋元市長は12月20日、今後の招致活動についてJOC側と協議しました。
会見で秋元市長は、東京大会をめぐる談合疑惑などで不安が広がっていることから、機運醸成活動を当面中止し、近く大会運営の改革案を示した上で招致の賛否を問う意向調査を改めて行うことを表明しました。
調査は全国に拡大し反対多数の場合は民意を尊重すると話しました。