12月は特に要注意!つるつる路面の転倒事故 札幌市内ではススキノエリアに集中 ポイントは”体の重心”
12月21日から日中の気温がプラスになる見込みです。そこで注意しなければないのがつるつる路面です。雪道で転ばないためコツ、それは『体の重心』にありました。
週末に25センチの雪が降り、圧雪路面となった札幌。この先注意が必要なのがつるつる路面です。
ウインターライフ推進協議会 永田 泰浩さん:「下が見えない中で誰かと話しながら歩いていて、突然段差のようにロードヒーティングが急になくなるとずるっと」
雪道で転んでけがをしないためには?注意点をききました。
冬で転倒する人は、まだ雪道に慣れていない12月に多くなる傾向にあります。

2022年度の救急搬送者数は156人
札幌市消防局 阿波 俊也 消防司令:「(Q:雪道転倒の救急搬送者数は?)12月19日現在までの数字で、2022年度は156人になってます。2021年度と比べると75%増となっています」
「年末年始は医療機関も限られているので、ご自身だけではなくて周囲の方も含めて転ばないようにみんなで注意して呼びかけて過ごしていただけたらと思います」
特に2022年は3年ぶりに行動制限のない年末年始となり、外出する機会が増える、という方も多いのではないでしょうか。
札幌市内で最も転倒事故が多いのが、すすきのエリアです。転倒による救急搬送者数の上位10地点のうち7地点がすすきのに集中しています。

すすきのは転倒事故が多い
転ばないためにはどうすればいいのでしょうか。
雪道転倒防止の普及に務める、ウインターライフ推進協議会の永田さんに注意点をききました。
すすきの中でも最も転倒者数が多いのが、すすきの交差点エリアです。一つ目の難関は片側4車線もある長い横断歩道です。

最も転倒が多いのが南4条西3丁目
ウインターライフ推進協議会 永田 泰浩さん:「基本的に水が流れるように真ん中が高くなっていて、突然下りになった時に、思ったよりスピードが出たり、思ったより滑ったりして、転ぶことが一つあるので、横断歩道は一つ気を付けてほしい所ですね。チカチカになっちゃったから今渡っちゃおうと、しばらく赤信号も続くので、急いで渡っちゃおうとするとそういうのが一番危ないですね」
さらに横断歩道と歩道の境目も危険です。