2030年 札幌冬季オリ・パラ招致 市民の"賛否を再調査"検討 "全国規模"調査も視野
2030年の冬季オリンピック・パラリンピックの招致を目指す札幌市の秋元克広市長が、再び市民らに招致の賛否を問うことを検討していることが分かりました。
札幌市が2022年3月に行った札幌市民への調査では、招致について「賛成」「どちらといえば賛成」は、「郵送」による調査では約52%、「インターネット」では約57%、「街頭」では約66%でした。
「反対」「どちらかといえば反対」は郵送で約38%、インターネットと街頭では約26%となり、「賛成」「どちらかといえば賛成」が、「反対」「どちらかと言えば反対」を上回りました。

秋元克広 札幌市長
しかし、その後明らかになった東京大会をめぐる汚職などを受け、招致に慎重な意見が寄せられていることから、札幌市は再調査を検討しています。
3月の調査では、札幌市民や道民が対象でしたが、今回は「全国規模」で行うことも検討しています。
秋元市長は、12月20日午後、東京でJOCの山下泰裕会長と会談し、再調査を含め今後の進め方を協議する見通しです。