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【カーリング】男子は北見協会が延長でコンサドーレに勝利…北海道選手権

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女子優勝の北海道銀行(前列左)男子優勝の北見協会(前列右)後列は準優勝のLS北見とコンサドーレ 写真:(C)北海道カーリング協会

 カーリングの北海道選手権(兼アルバータ杯、北海道北見市)は12月11日、男女の準決勝と決勝を行い男子は北見協会が延長の末、コンサドーレを下し、初優勝しました。

 優勝の北見協会は北海道ブロック枠で日本選手権(来年1月開幕)の出場権を獲得。準優勝のコンサドーレはワイルドカードによる日本選手権出場チーム決定戦に進出します。
 
 ■スコア

 男子決勝 12月11日
 北見協会  00210 20110 2 | 9
 コンサドーレ00102 04001 0 | 7
 会場:アドヴィックス常呂カーリングホール

 ■大黒柱不在でつかんだ勝利に涙

 延長で2得点し勝利を決めた北見協会のスキップ、臼井槙吾選手は声を出して泣いた。
 チームの大黒柱、平昌五輪日本代表だった平田洸介選手がコロナ陽性で離脱するアクシデント。“学生時代以来”というスキップでハウスに立ち5日間10試合、最後はエキストラエンドの“おまけ”までつく長い戦いは優勝で幕を下ろした。

 臼井選手はー

 「本当に優勝できホッとしています」

 「すごい緊張はあった。不安な気持ちがまず本当にあったが、大会が始まる前から平田さんから電話をもらって“お前が引っ張ってけよ”という風な一言をもらった。もうそこで気持ちを切り替えてやるしかないと」。

 最終日に復帰し、コーチボックスから見つめていた平田洸介選手はー

 「勝ちもあれば負けもあるが、本当にそんな中でもチームは尻上がりでしっかり上がってくれた。あっぷあっぷの中だった5月の日本選手権、新メンバーもチームに合流して、チームの底上げっていうのをこの半年して、積み上げてきた結果が僕がいなくても本当に安心して見ていられるくらい頼もしい仲間たちがいた。結果、優勝という一番最大の贈り物をもらえたのですごく嬉しかった」。

 コンサドーレの阿部晋也選手の話ー

 「2回スチールされては勝ち試合にはつながらない、挽回できたのはポジティブなところではある。(このメンバーでの戦いは)今年始まったばかりのチームなので、つくっている最中、敗戦も糧として、また次に進んでいかないといけないと思う」。

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