札幌のソウルフード「スープカレー」が進化…決め手は"だし" 利尻昆布・鮭節で新感覚
札幌のソウルフード「スープカレー」!個性的なお店がたくさんありますが、いま道産食材を使ったダシにこだわるお店が増えているんです!
柴田 平美 アナウンサー:「あ!昆布、ですね!」
最高級昆布に、1日12食しか出さない限定カレー。いま北海道を丸ごとダシで味わうスープカレーが話題になっています。
柴田 平美 アナウンサー:「すごく旨味を感じますね。今までスープカレーでは感じたことのない感覚だと思います」
出汁にこだわるスープカレー。まずやってきたのは、狸小路のスープカレー店。おだし食堂。こちらで食べられるのが…

1日12食限定の「だしスープカレー」
店長:「出汁のスープカレーです。当店は出汁のスープカレー1種類のみとなっていますので、そちらをご提供しております」
お出汁が効いた「だしスープカレー」。地産地消をモットーに、使っている食材は、ほぼ北海道産。
こだわりゆえに1日12食しか出していない幻のスープカレーです。
柴田 平美 アナウンサー:「美味しい!結構辛さもありながら、やっぱり出汁の感じがものすごく強いです。今までのスープカレーでは感じたことのない感覚だと思います。この出汁って何でとっているんですか?」
店長:「こちらになります」

羅臼産のサケ節を使用
柴田 平美 アナウンサー:「これは…かつお節に見えますけど」
店長:「実はこれ、羅臼産の鮭節になります」
柴田 平美 アナウンサー:「鮭節!」
食材を全て道産にしたかったというオーナーが探し出した、羅臼産の「鮭節」。鮭節は、かつお節と比べて旨み成分が3倍以上多いものの、上品すぎる味わいから、味とコクが強い羅臼昆布と合わせて出汁を取っているそうです。
その「こだわり」は、スープ以外にも。

ご飯はほうじ茶で炊き上げる
よりダシの風味を味わってほしい気持ちから、ご飯も水ではなく「ほうじ茶」で炊き上げ、さらにはトッピングに宗八カレイを入れ、出汁にコクを出しています。
野菜は、自社農園で栽培した旬のものを使用。種類ごとに調理方法を変えて、出汁とのバランスを計算しているそうです。
店長:「お野菜の1つ1つの素材の良さを伝えていきたいと思いまして、こちらの優しい出汁を通してお野菜1つ1つを感じて頂けたらと思い、出汁スープカレーに至りました」
そして2022年10月、桑園エリアで新たに「出汁」にこだわったスープカレー店「アンバロン2」がオープン。
こちらで食べられるのが…