北海道紋別市の幹部 "収賄"容疑で逮捕 「避暑地化推進計画」の業務委託をめぐり…見返りに現金18万円
北海道紋別市が発注した業務委託事業をめぐり市の幹部職員が特定の業者に便宜を図り見返りに現金18万円を受け取ったとして12月8日逮捕されました。
受託収賄の疑いで逮捕されたのは、紋別市観光連携室長の岩井智広容疑者(50)です。
また賄賂を渡した疑いで東京のコンサルタント会社役員、中島和彦容疑者(58)も逮捕されました。
岩井容疑者は2021年、紋別市が進める「避暑地化推進計画」の業務委託をめぐり、東京の旅行コンサルティング会社に便宜を図った見返りに中島容疑者から現金18万円を受け取った疑いが持たれています。

18万円を受け取った疑い
この会社は中島容疑者の知人が代表を務めていました。
業者選定は企画提案型のプロポーザル方式で行われ、岩井容疑者は受注条件を決める際、この業者が有利になるようにしていたほか、選定の審査員も務めていました。