「職員に頭をたたかれた」入所者に暴言や拘束 白老町の介護老人保健施設で職員が虐待…道が行政指導
北海道白老町の介護老人保健施設で、職員が入所者を不適切に拘束するなどの虐待が行われていたことが分かりました。
虐待が行われていたのは、白老町の町立の介護老人保健施設「きたこぶし」です。
10月5日に入所者2人の頭に「たんこぶ」が見つかり、2人が「職員に頭をたたかれた」と話したため、北海道や白老町などが調査を行いました。

介護老人保健施設「きたこぶし」
調査の結果、複数の職員が少なくとも入所者4人に対し、不必要な拘束や柵のついたベッドに寝させたほか、暴言を浴びせるなどしていたことが分かりました。
道は12月6日付けで、改善状況の報告を求める行政指導を行いました。