招致目指す札幌市は「引き続きIOCと対話する」2030年冬季五輪 IOCが候補地決定を先送り

大倉山ジャンプ競技場(札幌市中央区)
札幌市が招致を目指す2030年の冬季オリンピック・パラリンピックをめぐり、IOCが開催地の決定を先送りすることが分かりました。
IOC国際オリンピック委員会は12月6日、2030年の冬季オリンピック・パラリンピックの開催地決定について、これまで有力視されていた2023年の秋にインドで開催されるIOC総会を「目標としない」と明らかにしました。

秋元克広 札幌市長
理由は、気候変動や持続可能なウィンタースポーツについて議論する必要があるからとしています。
招致を目指している札幌市の秋元克広市長は、「今回の決定を踏まえつつ具体的な招致スケジュールなどについて、引き続きIOCと対話を行いながら検討したい」とコメントしています。