防犯カメラに"虐待"38件…裸で長時間放置も 障がい者施設で職員6人が男性入所者13人に危害繰り返す
西興部村の障害者支援施設で、男性職員6人が入所者を裸で長時間放置するなど13人に虐待行為を繰り返していたことがわかりました。
虐待があったのはオホーツク地方の西興部村の障害者支援施設「清流の里」です。
西興部村役場によりますと2022年5月から6月にかけて男性職員6人が男性の入所者を裸にして長時間放置したりするなど、あわせて38件の虐待行為が確認されたということです。
2022年6月、施設で虐待が行われていると西興部村と北海道に通報があり、防犯カメラなどを調べた結果、男性入所者13人に対する虐待行為が確認されました。
施設には知的障害がある男性と女性あわせて39人が入所しています。
清流の里 菊川 博幸 施設長:「不適切な支援、虐待があったことについては、利用者や保護者に大変なご心配をかけ、施設長として深くお詫び申し上げたいと思います」
施設長によりますと、危害を加えた職員は反省していると話していて、施設は今後弁護士など第三者から構成される検証委員会を設立し、再発防止に務める方針だということです。