障害者施設で入所者を"全裸のまま"放置 13人に38件の虐待確認 20~50代男性職員6人 西興部村
北海道西興部村(にしおこっぺむら)の障害者支援施設で、男性職員6人が、入所する男性13人に対して虐待をしていたことがわかりました。
入所者への虐待行為があったのは、西興部村の障害者支援施設「清流の里」です。
西興部村役場によりますと2022年5月から6月にかけて、施設に入所する男性13人が、20代から50代の男性職員6人から虐待を受けました。

清流の里(北海道西興部村)
2022年6月、村と道に虐待に関する通報があり、施設の共有スペースに設置された防犯カメラなどを調べたところ、入所者を裸のまま長時間放置するなど、合わせて38件の虐待行為が確認されたということです。
施設には、知的障害がある男性と女性合わせて39人が入所しています。
施設を運営する「にしおこっぺ福祉会」は虐待の事実を認め、「利用者と家族に大変な迷惑をかけた」とコメントしています。