冬も小型ジェット発着を…北海道と札幌市 "丘珠空港の強化"へ 年内にも国に要望 柱は"滑走路延長"
札幌市東区の「丘珠空港」の機能強化に向け、札幌市の秋元克広市長と北海道の鈴木直道知事が会談し、早ければ2022年内にも国へ要望していくことを確認しました。
秋元 克広 札幌市長:「(丘珠空港の機能強化は)札幌はもとより、道内全体の活性化につながるものと考えている」
鈴木知事のもとを訪れた、札幌市の秋元市長。
丘珠空港の活性化に向け、協力を要請しました。
市が策定した空港の将来案では、滑走路を今より300メートル延長し、現在は夏場だけの小型ジェット機の発着を冬も行えるようにするとしていて、観光や医療の面で効果が期待されています。
鈴木知事は、新千歳空港との役割分担で、経済・防災・医療体制の強化を進めていきたいとしました。
市は、空港の活性化をおおむね10年かけて実現していきたいとしています。