“新治療薬 ゾコーバ” 早くも医療現場に到着「戦える道具が増えた」12歳以上&軽症患者から対象
新型コロナウイルスの治療薬として緊急承認された塩野義製薬の飲み薬「ゾコーバ」
臨床試験では患者の発熱、喉の痛み、咳、倦怠感、鼻づまりなどの症状が軽減されたということで、初の国産治療薬に現場の医師も期待を寄せています。
28日、北海道内の医療現場でもゾコーバが到着しました。

ゾコーバの錠剤
とよひら公園内科クリニック 藤本晶子 院長:「これが新しく出たゾコーバという新型コロナの薬です」
ゾコーバは、これまでの治療薬と比べ対象年齢が低く12歳以上で、軽症の患者から使用できます。

ゾコーバについて説明する藤本院長
22日に承認。すでに全国に向け発送され、札幌市豊平区にある「とよひら公園内科クリニック」近くの調剤薬局には28日午前に届きました。
藤本晶子 院長:「薬を飲むことで(体内の)ウイルスを減らすことができて、人への伝播を抑える可能性は十分ある。戦える道具が増えたのは大きい」