「北海道二海サーモン」ブランド化目指す…"クリスマス特別メニュー" ホテルで提供 町の挑戦を後押し
道南・八雲町でブランド化を目指す北海道二海サーモン。
事業化を後押ししたいと函館市の人気ホテルがクリスマスの新メニューを開発。
そのお味は?
色鮮やかなサーモンにキャビアが添えられたカルパッチョ。
そして、うまみたっぷりの生姜蒸し。
使われているのは、3年前から道南の八雲町で試験養殖が行われている「北海道二海サーモン」です。

ブランド化目指す「北海道二海サーモン」
函館市の人気ホテル「ラビスタ函館ベイ」は二海サーモンの事業化を後押ししたいと、クリスマス仕様の特別メニューを開発しました。
特別メニューは洋食・中華それぞれ3品ずつあります。

クリスマス仕様の特別メニューを開発
こちらは白ワインで蒸した洋食メニューです。

洋食・中華それぞれ3品ずつ開発
斉藤 健太 記者:「白ワインで蒸しているので口に入れた瞬間にほのかな香りが漂う、オリジナルのバターソースもサーモンとマッチしていておいしい」
ラビスタ函館ベイ 酒 井諭 料理長:「(二海サーモンは)和食の寿司などに合うと思うが、うちの場合は洋食と中華のレストランがあるので、お客様に喜んでもらいたいと中華・洋食のスタッフと話し合い、メニュー決めた」
地域活性化の切り札にしたいと、養殖の事業化を目指す八雲町。
同じ道南のホテルが引き出してくれた、二海サーモンの新たな魅力に自信を深めています。

「二海サーモン」の新たな魅力を広める機会へ
八雲町サーモン推進室 松田 力さん:「本格的な事業化に向け、付加価値向上を図っていく中でこうした取り組みをしている。それぞれ同じ食材でも違った味わいを楽しんでもらえると思うので、そういったところを楽しんでもらえれば嬉しい」
クリスマスの限定メニューは12月11日から25日までの期間、ラビスタ函館ベイで提供されます。