北海道に、ユーがいる。|北海道文化放送 北海道に、ユーがいる。|北海道文化放送


MENU CLOSE
検索

無許可で"空気銃誤射" 従業員に重傷を負わせた酪農業の男 初公判で「深く反省」…検察は懲役3年求刑

事件・事故 社会 友だち追加

誤射があった現場付近(別海町)

 北海道別海町の牧場で、空気銃を誤射して、従業員に重傷を負わせた男の初公判が11月22日、釧路地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。

 この事件は2022年8月、別海町の牧場で、酪農業の藤倉香津靖被告(38)がカラスを撃つために空気銃を発砲したところ、近くにいた従業員の男性の頭に命中し重傷を負わせたもので、藤倉被告は重過失傷害の罪に問われています。

 11月22日に釧路地裁で開かれた初公判で藤倉被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

誤射があった現場付近(別海町)

 検察は冒頭陳述で、藤倉被告が空気銃の所持許可を受けていないにもかかわらず、事件前にも試射を含め5発、カラスや鳩を撃っていたことや、今後、被害者の男性の手足には後遺障害が残る可能性があることなどを指摘しました。

 被告人質問で、藤倉被告は「乳牛がカラスによるサルモネラ菌感染などの被害にあっていてカラスの駆除が必要だった。敷地内であれば発砲はかまわないという甘い考えがあった。このようなことを起こし、深く反省しています」などと述べました。

 裁判は即日結審し、検察は「空気銃を所持する許可を受けていないのにもかかわらず興味本位から使用するようになり、カラスを駆除するとの安易な理由から周辺の状況を一切確認することなく犯行に及んでいる」として懲役3年を求刑しました。

 一方、弁護側は「被告は深く反省していて、被害弁償をする意思もある。同業者など800人以上から減刑を求める嘆願書も出ている」として執行猶予付きの判決を求めました。
 
 判決は12月12日に言い渡されます。

  • みんテレ