「百年記念塔」市民団体が解体差し止め求める訴え 初弁論"訴訟起こしたのに解体を進める道に憤り感じる"
北海道百年記念塔の解体の差し止めなどを求めた裁判の初弁論が11月22日、札幌地方裁判所で行われました。
この裁判は、百年記念塔について道が良好な状態で維持管理せずに、老朽化などを原因に解体するのは違法だとして市民団体などが道に対し解体の差し止めを求めているものです。

11月7日から解体工事が始まった北海道百年記念塔
百年記念塔は、北海道命名から百年を記念して建設されたもので、道が11月7日から建物の老朽化や高額の維持費を理由に解体工事を進めていました。
被告側の道は請求却下を求めています。
原告代理人 原 洋司 弁護士:「訴訟を起こしたということを知っても、(道が)解体を進めてくというのは憤りを感じる。緊張感もって肝を引き締めて戦っていきたい」
次回の裁判は、2023年1月24日に行われます。