札幌市が「大雪対策」改善案を発表…昨シーズンの"対応遅れ"踏まえ 雪堆積場増強&排雪前倒しなど
本格的な冬を前に札幌市は2022年度の雪対策事業の改善案を発表しました。昨シーズンの大雪対応の遅れを改善するのが狙いです。
札幌市は大雪対策の検証と対策の協議を続け総額251億円の改善案をまとめました。

雪対策事業に関する札幌市の会見(11月21日)
効率的な排雪作業を進めるため、積雪や排雪の進捗状況など3つのフェーズに応じた作業を進めます。
排雪の前倒しや、他の地域からの応援も想定しているということです。
また堆積場を5カ所増やし、80カ所とします。

昨シーズンの大雪では市民から除雪に対する不満の声が相次いだ
札幌市建設局雪対策室 新沼 俊司 計画課長:「昨年のような大雪でも対応できると考えています」
この他、大雪の際の対応として、緊急用の堆雪場を増やし、融雪施設の可動期間の延長などを検討しています。