北海道道南地方の森町にある、たい肥工場の敷地内で11月17日夜、クマのような動物が目撃されました。

　付近では荒らされた魚の頭などが見つかっていて、警察がパトロールを強化しています。

　斉藤 健太 記者：「クマのような動物はこの付近で目撃された後、山の方へ逃げていったということです」

　17日午後6時30分ごろ、森町砂原のたい肥工場の敷地内で付近の住民から「駐車場に黒いかたまりがいる。ライトを当てると逃げた」と警察に通報がありました。

　警察によりますと、目撃されたクマのような動物は体長1.8メートルほどで、付近では荒らされたスケソウダラの頭などが見つかったということです。

　警察は付近のパトロールを強化するとともに、町は防災無線などで注意を呼びかけています。