大豊漁 秋サケ 7年ぶり"3000万匹"超え 去年の1.7倍 千歳川は過去最多55万匹に迫る 北海道
2021年、赤潮などの影響で不漁だった秋サケ。2022年は、7年ぶりに3000万匹を超える豊漁となっています。
秋さけ沿岸漁獲速報によりますと、2021年に北海道内で獲れた秋サケは、約1600万匹だったのに対し、2022年はすでに1.7倍の約2800万匹にのぼっています。
また千歳市内の千歳川では、11月15日までに53万9千匹のサケを捕獲していて、過去最多の55万匹に迫るなど河川でも豊漁が続きました。
河川と沿岸の捕獲数を合わせると2015年以来、7年ぶりに3000万匹を超えています。
さけます・内水面水産試験場によりますと、2022年帰ってきているサケの稚魚が放流された2019年春には、成長しやすい温暖な水温だったことが豊漁の要因だということです。