「魚よりごみが多い海に」深刻な海"ゴミ"問題…楽しみながら海守る"ビーチコーミング"美しい海を未来へ

洗えば何度でも使用することができる
洗えば何度でも使える優れものです。
高橋さんが海のゴミ問題に取り組むようになったのは高校生の時です。
アースデイ函館 高橋 あかりさん:「クジラがゴミいっぱい飲み込んで、岸に打ち上げられた死がいから、大量のプラスチックゴミが出てきたというのを目にして、関わりたいという思いが強くなりました」
まずはプラスチックを使わない暮らしをしようと考えました。
アースデイ函館 高橋 あかりさん:「プラスチックに頼らない生活が実現したら、すごい理想的だなと思う」

プラスチックに頼らない暮らしを目指す
高橋さんたちはビーチコーミングで採集したものなどで作品を作り販売もしています。
この日は脱プラスチックの一歩、みつろうラップを作ります。
そして砂浜で採取したシーグラスを使ったコースターも。
アースデイ函館実行委員会 高橋 あかりさん:「まずは興味から知ってもらいたいと思っていて。通りすがりの人に興味を持ってもらうには、かわいい、きれい、珍しいものだと興味を持ってもらえる。知らないと行動に移せないと思う。知るきっかけに私たちの活動がなってくれたらいいなと思う」

「まずは興味をもってもらうこと」
迎えた販売会当日。
アースデイ函館 高橋 あかりさん:「どう思います? 」
記者:「きれい、良いと思います」
アースデイ函館 高橋 あかりさん:「きれいに見えます? 」
手に取ってもらえるのか、作品をどう感じてくれるのか、不安がよぎりますが…。

浜で採取したシーグラスを使ったコースター
客:「これ何に使うの? 」
アースデイ函館 高橋 あかりさん:「みつろうラップといって、繰り返し使えるラップなんです。お皿の上に乗せたら手の温度で温めるんですけど、そうすると密着して繰り返し使えるラップということで話題になっている」
客:「じゃあ、1個ずつ」
アースデイ函館 高橋 あかりさん:「やったぁ、ありがとうございます」
購入した人:「繰り返し使えるラップ。SDGsということで使ってみようかな」
購入した人:「一生懸命活動している。応援したい」
アースデイ函館 高橋 あかりさん:「率直に嬉しい。私たちは今あるものを…『もっと頑張ろう』と思う」
アースデイ函館 高橋 あかりさん:「ごみだ。それプラスチックだ。ごみね、結構あるよ」
海洋ゴミへの関心は少しづつ高まっていると感じています。