「安い!」家計の味方「マルコストアー」"3Lサイズ卵98円"安さの秘訣は仕入れ&消費者への思い

すべての商品は、常に1割以上割り引きに
客:「ここは平均すべて安い。なんでも新鮮だし」
客:「妻もこれくらい買ったら、他のスーパーだったらいくら、ここでいくらと分かっているから、段々(買い物するのが)マルコさんになってきた」
さらにお得な商品をお客さんに知らせるルールも!
マルコストアー 山川 悟史 社長:「チラシ以外のおススメは黄色いポップ。通常よりも値下げしているのがわかる。通常売価は白いポップ。1週間は「今週はコレ! 」として安くして販売」

黄色いポップは"お得商品"のサイン
「マルコストアー」が最もにぎわうのは日曜日です。
午前9時の開店を前にこの日はすでに50人以上の列ができていました。
お目当ては「卵」。ほとんどの人がかごに入れていきます。
客:「日曜日いつも98円。だから買う!」
Lサイズの卵の相場が250円以上という現在、なんと日曜日は98円!
しかも秋田県からわざわざ仕入れた、規格外の3Lサイズなんです。

毎週日曜日"卵"が98円に
チラシでは1玉128円としていたキャベツ。
この日の天気予報が雨になったため、わざわざ来てくれるお客さんのためにと、さらに50円値下げして78円にしました。
さらに、今が旬の柿は1玉69円!
Q:この柿いいですか?
客:「いいですよ、大きいし。(他の店より)10円安い」
今や100グラム1000円以上はする生筋子は、この日のチラシに掲載していなかったのになんと598円で販売!

「生筋子」は原価価格で販売
マルコストアー 鮮魚担当 滝澤 貴勝さん:「毎日インパクトがあるものが欲しくて、ちょっと原価なんですけど、お客さんが喜んでくれれば」
開店直後からレジにはお客さんの列が長~く伸びていきました。
しかし店のこだわりは「安さ」だけではありませんでした。
マルコストアー 山川 悟史 社長:「いちおしは焼き鳥のたれ。青森県民なら知らない人がいない」
北海道内ではあまり流通していない、北海道外の商品を種類も多く取りそろえているんです。
マルコストアー 山川 悟史 社長:「買い物って疲れるものだと思う。『きょうの晩ごはん何にしよう』とか、予算の中で買い物すると疲れる。その中でマルコストアーに来たら面白いものがあった。1つ発見してもらうのも楽しみだと思う」
値上げが止まらない時代の「地域密着・激安スーパー」。
そこには「安さ」だけではなく、日々の買い物を少しでも楽しんでもらいたいという、消費者への熱い思いがありました。