「安い!」家計の味方「マルコストアー」"3Lサイズ卵98円"安さの秘訣は仕入れ&消費者への思い
11月も乳製品や冷凍食品などの値上げが予定されています。
物価上昇が止まらない中、お客さんのことを考え続ける、地域密着の激安スーパーがありました。その舞台側です
井戸 和也 記者:「開店と同時に多くのお客さんが詰めかけています! 」
開店前に長蛇の列! 物価が家計を直撃している今、これまで以上に利用されているのが激安スーパーです。
仕入れ担当:「ちょっと原価なんですけど、お客さんが喜んでくれれば」
地域密着だからできる「安さ」の秘密とは?
裏側を取材するといろいろな「ルール」があることが分かりました。
札幌市の「マルコストアー」。東区の「東苗穂店」など、札幌市内で2店舗を構える、創業60年の地域密着スーパーです。

地域密着激安スーパー「マルコストアー」
客:「ここ安いんだわ。安くて品物が良い。1週間に5回来ている」
この日は生ホッケが1匹なんと500円!
旬のカボチャが1玉98円でした。

旬のかぼちゃが98円に
客:「安いよな、98円」
客:「でもホクホクして美味しかった。こればっかり食べている」
安さだけでなく、鮮度の良さも人気の理由です。
その仕入れに密着させてもらいました。
「おはようございます」
「マルコストアー」で主に野菜の仕入れを担当している佐々木康介さんです。
マルコストアー 青果担当 佐々木 康介さん:「とにかく鮮度感を一番に考えて、セリ場を回る。あとは値段の交渉。その日にしか入荷しないものがあるので、そういうのを重点的に回る」

安さだけでなく、鮮度も人気の理由の一つ
市場には必ず足を運ぶ佐々木さん。直接、モノを見るのが重要だといいます。
マルコストアー 青果担当 佐々木 康介さん:「ちょっと普通のサイズよりは小ぶり。品質がいいので、袋に入れて販売。元々袋に入っているよりも安く販売できる」
長ネギの価格はセリで決められます。しかしこの日は…。
マルコストアー 青果担当 佐々木 康介さん:「やっぱり高いですね」
なかなか手を出しにくい値がつけられました。
こういう場合、佐々木さんには秘策がありました。
マルコストアー 青果担当 佐々木 康介さん:「きょうは軟白(長ネギ)あります? 」
軟白長ネギを狙います。
マルコストアー 青果担当 佐々木 康介さん:「いいですね」
仕入れたのは、富良野産の軟白長ネギ。