“水柱”騒動 突然消えてから約1か月… 再噴出に備え 「新装置」を投入 北海道長万部町

噴出していた当時 「道総研エネルギー・環境・地質研究所」提供
北海道南部の長万部町で噴き出していた「水柱」について、町は再噴出に備え水とガスを分離する装置を設置しました。
「水柱」は、8月8日に森の中に突然現れました。

設置された装置 長万部町提供
高さ30~40メートルほどにまで温泉水が噴き出し、周辺住民は騒音に悩まされましたが9月26日朝に突然、水の噴出が止まりました。
その後、噴出を防ぐ応急措置が施されていましたが再噴出を防ぐため、10月20日に「噴出水採取装置」と「ガスセパレーター」が設置されました。
町によりますとこの装置は、噴出を防ぐとともに水とガスを分離し噴出量などをモニタリングできるということです。
町は「引き続き水柱の原因究明に向けて対応を検討していく」としています。