連日、クマの出没情報が相次ぎ、警察などで警戒を続けていた札幌市南区石山で10月17日、札幌市の職員がクマを目撃しました。

　クマが目撃されたのは南区石山1条7丁目付近です。

　10月17日午後2時40分ごろ、電気柵の設置作業をしていた札幌市の職員が20～30メートル先で山側から住宅街へ川を渡るクマ1頭を目撃し、110番通報しました。

　通報で駆けつけた警察官もクマ1頭が草やぶから出てきて座っている姿を目撃していて、警戒を続けています。

　警察などによりますとクマは体長1メートルほどで、連日付近で目撃されているクマと同じ個体の可能性があります。

　付近では10月14日以降、クマの出没情報が相次いでいて、付近の小学校では見守り登校をするなど警戒を続けていました。