夜道で犯罪から身を守る方法は? 早い日没 帰宅時間は"真っ暗"に…「ながら歩き」に注意
日暮れが早くなってきたこの季節、心配なのが帰宅の際などに犯罪に巻き込まれることです。すぐにできる防犯対策をご紹介します。
10月11日からはじまった「全国地域安全運動」。釧路市で行われた出動式では警察や防犯団体などが集まり、犯罪防止に地域一丸となって取り組むことを誓いました。
釧路警察署 藤原 陸実 署長:「女性を対象とした性犯罪などが非常に厳しい情勢です。これまで同様、犯罪に対する予防と検挙に注力していきたい」
日暮れが早くなるこの季節。帰宅時間にはもう真っ暗のことも多いですよね。そんなときに気を付けたいのが女性が被害に遭うことが多い性犯罪です。
痴漢のほかつきまといなどの性犯罪の前兆となる事案は午後4時ごろから午後10時ごろまでに発生していることが多いとされます。

性犯罪の前兆事案は午後4時から午後10時ごろまでに発生
夜道を歩く際、どのような点に気を付ければいいのか…
教えてくれたのは、釧路警察署で女性や子どもの防犯対策を担当する佐藤和奏巡査です。
釧路警察署 生活安全課 佐藤 和奏 巡査:「このように街灯がなかったり、近くに住宅街もないので、何かあったときにすぐに助けを呼べなくて危険かなと思います」
不審者は人通りの少ない道に潜んでいることも多いため、遠回りしても明るい道を選んだり、周囲をよく確認したりすることが重要だといいます。
さらに、やってしまいがちなこの行為には要注意。
釧路警察署 生活安全課 佐藤 和奏 巡査:「イヤホンをつけて歩いたり、スマホを見ながら歩いたりする『ながら歩き』をすると、周囲の危険な音や人に気づくことができないので、ながら歩きはしない方がいい」

「ながら歩き」に注意
では、実際に危険を察知した場合はどうすればいいのでしょうか。
釧路警察署 生活安全課 佐藤 和奏 巡査:「不安を感じる場合は積極的に110番していただいて、『今こういう状況ある』ということを警察に通報していただきたいなと思います大人も後ろから抱きつかれた場合、体が固まってしまって、大きい声出せないので防犯ブザーもぜひ持っていただきたいなと思います」