連日クマ出没の札幌市南区…今度は果樹園付近に"親子グマ"…「子グマは警戒心薄くふらっと出てくる恐れ」
10月5日夜、北海道札幌市南区の路上で親子とみられるクマが目撃され、市は付近を調査するなど警戒を強めています。
クマが目撃されたのは、札幌市南区白川の果樹園付近で、5日午後8時50分ごろ、体長2メートルほどのクマ1頭と体長1メートルほどの子どもとみられるクマ1頭が目撃されました。
また、200メートルほど離れた場所でもう1頭が目撃されました。
いずれもクマは、住宅街がある西方向に走っていったということです。
一方、札幌市南区では硬石山付近で連日クマの出没が相次いでいて、5日も2頭目撃されています。
札幌市環境局 環境共生担当課 清尾 崇さん:「(子グマは)人への警戒心が薄くて、ふらっと出てくる可能性が高い。より警戒しないといけない」
札幌市は6日午後にも硬石山付近などの調査を行う予定で、警戒を強めています。