北海道は早くも“雪積もる” 札幌でも今季一番の冷え込み… 灯油価格高騰を乗り切る あったかグッズは?
北海道内は上空に11月中旬並みの強い寒気が流れ込み、標高の高い山では冬の便りが届きました。
ホームセンターでは早くも暖房グッズが人気を集めています。
北海道内の山から続々と冬の便りです。大雪山系黒岳では未明から雪が降り始め、2021年より1日早く初雪を観測しました。
紅葉が進む斜面に雪が積もり、見事なコラボレーションに。
また、旭岳では標高1000メートル付近の山麓駅付近で、草や木にうっすらと雪が積もりました。
気象台は午後2時過ぎに、平年より10日遅い初冠雪を発表しました。
観光客:「久しぶりに雪が降ったのを見て、やっぱり寒いです」
このほか、北海道北部の利尻山と後志地方の羊蹄山でも初冠雪を観測しています。

寒い!
八木 隆太郎 キャスター:「朝の札幌市中央区の大通公園です。赤や黄色、少しずつ色づき始めています」
札幌市の最低気温は8.3℃と今季一番の冷え込みに。
日中も15℃に届かず、10月下旬並みの寒さになりました。
コートやストールを身に着けて通勤する人の姿も。
通勤中の人:「外に出たら寒かったので、上着を取りに帰った。もうすぐ冬だなと思った」
愛知県からの観光客:「きのうはダウンを着ていなかったが、きょうは出した」
福岡県からの観光客:「きょうは寒いね。手が冷たいね」
すぐそこまでやって来ている冬。頭が痛いのが灯油の価格です。
10月5日に発表された北海道内の灯油配達価格は1リットル当たり121.7円で、2021年の同じ時期と比べ約22円も高くなっています。
北海道内では10月からの半年間、1軒あたりで使用する灯油は約1230リットル。
2021年より2万7000円以上負担が増える計算になります。

灯油価格の高騰は止まらず…
鎌田 祐輔 記者:「こちらのホームセンターでは、断熱グッズがずらりと並べられたコーナーが設置されています」
灯油の価格高騰が続く中、断熱用品の需要が高まっています。
札幌市中央区の「DCM旭ヶ丘店」では約100種類の商品を集めています。
特に人気なのが隙間風を防ぐグッズです。