水が止まった"巨大水柱 噴出口にバルブ装着 "ふた"で安心? 防音パネル設置は29日から 長万部町

水柱の噴出口にバルブ装着で"ふた"がされた(提供:長万部町)
約50日間にわたり水が噴出し、一時、高さ30メートルほどまでになった北海道長万部町の"水柱"は9月26日朝に、噴出が止まっているのが確認されましたが、28日、水が止まった噴出口をふさぐ応急処置が施されました。
29日から防音パネルの設置が始まります。
8月8日から、ごう音とともに水が激しい勢いで噴き出していた長万部町の“巨大水柱”。それが止まっているのが確認されたのは9月26日朝でした。
噴出していたのは水温21.5度の温泉水と判明。
その後、水の勢いが弱まるなどして、9月26日朝、水が止まっているのを町職員が確認しました。

巨大水柱 噴出の様子(2022年8月)
町は、水柱の噴出が止まったため、29日に設置を予定している防音パネルは高さを10メートルほどから、半分ほどの高さにすることを決めました。設置完了は早くて29日、遅くとも30日となる見通しです。
また、周辺に飛散する温泉水とガスを分離し、抑え込むための装置の設置も決めました。
10月に着工し、11月上旬の完成を目標にしているということです。