32年間の任務終了 巡視船「さろま」解役式…地球17周分・69万キロ航行 17隻の船と81人を救助
根室海上保安部所属の巡視船「さろま」が老朽化のため解体されることになり、9月26日、解役式が行われました。
根室海保所属の巡視船「さろま」はこれまで32年にわたり、領海の警備や海難の救助にあたってきましたが、老朽化のため解体されることになりました。
「さろま」の航行した距離は地球17周分にあたる69万キロで、これまで17隻の船と81人を救助してきたということです。
2005年にはロシア警備艇による日本漁船への銃撃事件の対応にあたったほか、今年4月に知床沖で発生した観光船の沈没事故では行方不明者の捜索にあたりました。