あわや大惨事…大型クレーンの"巨大アーム"「どしゃーん」と落下 ケガ人なし ワイヤー張ったまま操作か
9月20日朝、札幌市中央区の建設工事現場で、大型クレーンのアームが落下する事故がありました。重さは2.5トンもあります。幸いケガをした人はいませんでした。
小出昌範ディレクター:「クレーンの根本部分がぐにゃりと曲がり、クレーンの先端が下に落ちている。鉄の杭が曲がっていて衝撃の大きさがわかります」
20日午前8時すぎ、札幌市中央区北7条西27丁目の建設工事現場で、高さ29メートルの場所で固定されていた大型クレーンのアームが落下しました。
重さは2.5トンもあります。
目撃した人:「どっしゃーんです。あれよあれよとスローモーション見ている感じで倒れた。ここは通学路でもあるし住宅街なので"不幸中の幸い"というか…」
近くに住む人:「ドンという音がした。テレビつけていても聞こえる音だからけっこう音がした。まさかと…」

落下したアーム部分
現場では病院の新設工事が行われていました。
建設会社では台風14号の接近に伴い、アームが動かないようワイヤーで固定していたといいます。
その後、誤ってワイヤーを張ったままクレーンを操作したためアームがはずれ落下したと会社側は警察に説明してます。