ロシア外務省 北方領土「ビザなし交流」合意を"一方的に"破棄…先祖の墓を訪れる「墓参」は維持の見通し
ロシア外務省は9月7日、北方領土の元島民らによる「ビザなし交流」などの合意を破棄したことを、日本側に通知したと発表しました。
ただ墓参については、今後も維持することを表明しています。
ロシア政府は9月5日、北方領土の元島民らによる「ビザなし交流」やふるさとを訪ねる「自由訪問」について、日本とロシア政府との間の協定を一方的に破棄すると発表していました。
この決定を、ロシア外務省が日本側に通知したことを7日に発表しています。
一方で、元島民らが先祖の墓を訪れる「墓参」については、「合意の履行に影響を与えない」として枠組みは今後も維持されることを表明しました。
しかし、実際に墓参が実施できるのかは現時点では不透明です。