札幌招致はどうなるのでしょうか。9月5日、IOCのバッハ会長との会談が見送られることがわかった札幌の秋元市長が会見を開き「今後も対話を模索したいと」しました。

　秋元 克広 札幌市長：「実現できなかったことは残念に思います。お会いして進めていくチャンスが少し遅れるという状況になってしまうかもしれませんけれど」　

　バッハ会長との会談が実現せず、悔しさをあらわにした秋元市長。JOCの山下会長から、IOC側が「日程調整が難しくなったので、今回は見送りたい」と連絡を受けたと経緯を明らかにしました。

　一方、東京オリンピック・パラリンピックの汚職事件について、札幌の招致には直接関係しないとIOC側から通達があったとしました。

　秋元 克広 札幌市長：「2030年の大会を絶対的なクリーンな状況で進めていかないといけないと思っています。今後ともIOCとの対話はJOCと共に進めて行きますので」