【おにぎり専門店が続々】わざわざ買いに行きたくなる"光る"プロの技 北海道産にこだわり 変わり種も
老若男女みんな大好きな「おにぎり」。今、札幌市内でおにぎり専門店が増えているんです。一体なぜなのか…取材しました。
手軽に食べられて子どもから大人まで大好きなおにぎり。
客:「自分ではできない力加減」
客:「自分で作るよりもきれいで、クオリティーもワンランク上で」
札幌市内で、今、おにぎり専門店が増えているんです。
わざわざ買いに行きたくなる美味しいおにぎり専門店を取材しました。

老舗「丸亀」がオープンしたおむすびスタンド
札幌市中央区・円山で創業87年。北海道でとれた天然鮭を扱う老舗「丸亀」が2022年6月「北海道のサケの美味しさを伝えたい」と、テイクアウト専門のおむすびスタンドを新たにオープンしました。
もっとサケを味わってほしいと、こちらでは全てのおむすびに、ほぐした鮭が塗されていて、更にそのサケの味を引き立てるよう、お米は数種類の道産米をブレンドしています。
おむすびは注文を受けてから一つ一つ握ります。
客:「コンビニでももちろんお結び買えるけど、でも手結びでにぎりたてをすぐ食べさせてもらえるって興味があって、愛情がこもっているなと」
客:「塩加減も丁度良い、全体に鮭まぶすの美味しいですよね」
客:「魚の質や脂の乗りがわかりやすく美味しいと思うのと、おにぎり自体もがっしりしすぎてないので口の中でしっかりほぐれてくれる。娘も食べやすいから市販のものじゃなく、こういうところで握られているものを食べさせたている。(美味しいよね?)
娘:「うん」

ほぐしたサケがたっぷり
きっかけのひとつは秋サケの不漁です。
そんな中でも北海道の秋の味覚を忘れないでいてほしいと始めました。
丸亀 若月 裕之 社長:「やはり日本人、おむすびが定番だからおむすびを通してサケを食べてもらって、より身近に北海道のサケを感じてほしいなと」

札幌駅近くの「おにぎり専門店ひとつぶ」
札幌市中央区の札幌駅近くに2022年5月にオープンした「おにぎり専門店ひとつぶ」。
美味しいお米を多くの人に味わってほしいとお米にこだわり、美唄市の農家から直送してもらう「ななつぼし」を使用しています。
おにぎり専門店 ひとつぶ 工藤 奈南さん:「炊きたてはもちろん、冷めたときもお米の甘みがすごく残る美味しいお米」
手作りの具材は、定番からちょっと変わり種まで常時15種類ほどを用意。
意外な組み合わせで人気を集めているのが「鯖ガリマヨ」。