「やっぱりデカい」果樹園にヒグマ 複数の監視カメラにプラム荒らす姿 推定体長2mも"巨大さ"実感

果樹園を荒らすヒグマ 体長は2mほどとみられているが…(提供:札幌市)
北海道札幌市で、果樹園を荒らすヒグマの姿を設置された複数の監視カメラがとらえた。
撮影されたヒグマは推定で、体長2mほどのオスとみられている。
後方に映るプラムの木は4m~5mほど。
体長2mのヒグマといえば、特に大きくもない"通常のサイズ"だが、写真をみると改めてヒグマの"巨大"さが分かる。

監視カメラがとらえたヒグマ(提供:高坂果樹農園)
ヒグマの画像は8月17日夜、札幌市南区白川の「高坂果樹農園」で、監視カメラがとらえた。
17日午後9時20分ごろには、クマがプラムの木を荒らしているのを、果樹園や市が設置した監視カメラがとらえている。
札幌市などで果樹園を確認したところ、プラムの木1本が折られ、枝3か所が折られているのが見つかった。

付近で見つかった横幅14cmの足跡
この果樹園では、8月13日にもクマが収穫前のモモ約50個を食い荒らしていて、その後も出没が相次いでいた。
いずれも、付近は幅約14cmの足跡が見つかっていて、同じ個体とみられている
果樹園には「ほぼ毎日のように」クマが現れているということで、今後は電気柵で囲い、侵入を防いでいきたいとしている。