北海道から東京への"流氷運搬プロジェクト"を追った映画「東京流氷 COOL IT DOWN」が8月19日から劇場公開されるのを前に、16日北海道の網走市で先行上映会が行われました。

　「夏の東京の温度を下げようと壮大な挑戦が始まった」

　この映画は2020年に撮影され、東京オリンピックで来日する外国人観光客を流氷や雪を活用し納涼でもてなそうと立ち上がったメンバーの運搬計画を追ったドキュメンタリーです。

　しかしオリンピックはコロナ禍で延期が決定。行き場を失った大量の流氷や雪はどうなったのかなど、地球温暖化や新型コロナと闘いながらプロジェクトにかかわる人達の姿を描き出しています。

　作品は網走市などでもロケが行われ、会場では上映会に加えこの映画の企画監督の角谷公英さんらが姿を見せ作品に込めた思いなどを語りました。

　この映画は8月19日から、北海道内の劇場でも公開されます。