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【スキージャンプ】小林陵侑 大倉山でビッグアーチ サマージャンプで連勝

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 第23回札幌市長杯大倉山サマージャンプ大会(ラージヒル ヒルサイズ137メートル・K点120メートル)が8月6日、北海道札幌市の大倉山ジャンプ競技場で行われました。2022年2月の北京五輪で金、銀、2つのメダルを獲得した小林陵侑選手(25・土屋ホームスキー部)は1回目に132メートルの大ジャンプ。さらに2回目も130メートルと出場した選手で唯一130メートル台のジャンプを2本揃え圧勝。5日の宮の森サマージャンプ大会に続き、優勝を飾りました。

 ◆小林陵侑選手のコメント
「久しぶりにラージヒルを飛べて楽しかったです。(ラージヒルは)白馬では飛んでいたんですけど1ヵ月ぶりで難しかった。全体的にまとまりがイマイチだった。(葛西紀明監督と話していたがー)監督からは“すごいな”と褒められた。(自分は)それなりに注目されていると思う。たくさんの方が試合を観に来てくれて、ビッグジャンプを見せられれば良いと思います」

 ◆男子組結果
1位 小林陵侑 (土屋ホームスキー部) 132.0m/130.0m 251.1点
2位 佐藤幸椰 (雪印メグミルクスキー部) 130.0m/126.5m 227.1点
3位 二階堂蓮 (日本ビールスキー部) 123.0m/128.0m 213.2点
3位 渡部弘晃(東京美装グループスキー部) 127.5m/123.5m 213.2点
5位 葛西紀明 (土屋ホームスキー部) 116.5m/126.5m 202.3点

 また、女子は1回目にK点越えの121メートルを飛んだ北海道下川町出身の伊藤有希選手(28・土屋ホームスキー部)が優勝。大ジャンプで会場を沸かせました。

 ◆伊藤有希選手のコメント
「長年続く札幌市長杯で優勝することができてうれしいです。きょうはたくさんの方にご来場いただいて、ジャンプを飛ぶことができてとてもパワーをいただきました。まだ体とジャンプがかみ合ってない感じがありますけど、サマーシーズンは体づくりが大切な目的の1つなので、冬に入るまでにジャンプと体がかみ合えば良いなと思います。(今季の目標)今季は世界選手権もある。初めて女子もフライングを飛ぶチャンスがある。それまでにクリアしなくてはいけない基準はあるが、そこが自分の大きな目標です。(次の五輪に向けて)若い選手がどんどん出てきている。そういう選手にどんどんW杯に上がってきてほしい。それが日本チームを強くして、メダルを目指す原動力となる、自分もその一員となれるように努力したい」

 ◆女子組結果
1位 伊藤有希 (土屋ホームスキー部) 121.0m/97.0m 164.9点
2位 中山和 (下川商業高校) 92.0m/99.5m 114.4点
3位 久保田真知子 (早稲田大学) 94.0m/90.0m 90.7点

 大倉山でのサマージャンプは7日も開催され、オリンピアン・トークショーなども行われる予定です。

 ◆サマージャンプ・今後の予定
8月7日(日) 10:00~チャンレンジカップ2022大倉山サマージャンプ大会(札幌市・大倉山ジャンプ競技場)

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