北海道に、ユーがいる。|北海道文化放送 北海道に、ユーがいる。|北海道文化放送


MENU CLOSE
検索

"核なき世界を目指して"北海道の高校生ら伝える原爆の悲劇…"模型・ラジオドキュメント"次の世代へ繋ぐ

社会 コラム・特集 友だち追加

「(原爆を)本当に使われたらこういう風になるのかなと思った」

 高校生が今回作ったジオラマも同じ想定です。

 札幌東陵高2年 水上 響介さん:「3kmは広い。中島公園も被害を受けていて、よく知るものが全部3kmで収まっているのだと思った。日常の場所がすぐ壊れてしまうのは怖くて日々のありがたみを実感できた」

 札幌東陵高2年 水本 大介さん:「最初はジオラマを作るだけで、軽い気持ちで作っていたが、(原爆を)本当に使われたらこういう風になるのかなと思った」

 世界では1万3000発以上の核兵器があるとされます。

 ウクライナ侵攻によって危機感が高まる今だからこそ、考え続けたいと思います。

 札幌東陵高校2年 水上 響介さん:「日本は唯一、原爆を使われた国。戦争を体験したことのない世代だけど、伝えていかなきゃいけないことは明白」

 札幌東陵高校2年 水本 大介さん:「資料などを見て、私たちが次の世代に伝えていかないと、平和は守り通せないと思う」

北広島高校放送局ではラジオドキュメントを制作

 一方、77年前、あの雲の下で何が起きていたのか伝えていこうとする高校生もいます。

 北広島高校放送局の伏見太希さんと上野茉優さんです。

 2人は5月、ラジオドキュメントを制作しました。

 取材の案内をしてくれたのは、北海道被爆者協会の北明 邦雄さんです。

 北海道被爆者協会 北明 邦雄さん:「(被爆者の数は)北海道は3月末で217人かな。北海道に被爆者がいること自体、知らない人が圧倒的に多い」

 北明さんの話を聞きながら原爆の実態を学びます。

 高校生たちが関心をもったのが、被爆者の子ども、被爆二世です。

 北広島高3年 上野 茉優さん:「被爆者は他でも題材にされているが、被爆二世のものはなかなか無い」

 北広島高3年 伏見 太希さん:「原子爆弾という兵器の後世まで続く爪痕がすごく感じられた」

 作品では、被爆二世の2人にインタビューしました。

 北広島高校3年 小林 遼世さん ラジオドキュメント:「広島に原子爆弾が落ちました。一面が火の海となり、甚大な被害が出ました。その被害で苦しんでいるのは、被爆者だけでなく、子孫にまで及んでいたのです」

 被爆二世 川去 裕子さん:「実際のところ体験しているわけではない。体験した人じゃないとわからないとよく言われる」

 被爆二世 大谷 博さん:「自分たちで平和な未来を築くためにどうしたらいいか考えてほしいとの視点で伝えようと思っています」

  • みんテレ