またクマ…3日連続で畑荒らされる スイカ20個被害 ハンターなどで早朝パトロール実施 北海道旭川市

畑で見つかったクマの足跡(提供:旭川市)
北海道旭川市の畑で2022年8月4日、スイカ20個が食い荒らされているのが見つかりました。この地域では2日から連日、クマの食害が続いていて、旭川市などで猟友会と早朝にパトロールすることを決めました。
被害があったのは、旭川市東旭川町米原の家庭菜園で4日午前10時ごろ、家庭菜園のスイカ約20個が食い荒らされているのが見つかりました。
東旭川町では2日と3日にもスイカやトウモロコシが食い荒らされる被害があり、大きさが違う2つの足跡が見つかっていることから、少なくとも2頭のクマが畑に入り込んだとみられています。
旭川市では連日、被害が続いていることから、5日から11日にかけ、市の職員と猟友会のハンター、合わせて6人が早朝パトロールするほか、農協に電気柵を設置するよう、依頼しています。

東川町の畑で見つかった足跡(提供:東川町)
一方、旭川市の隣、東川町でも4日午前6時ごろ、住宅の敷地内の家庭菜園のビニールハウスが破られ、トウモロコシ20本とスイカ7個が食い荒らされているのを住民が見つけ、役場に連絡しました。
東川町などで調べたところ、クマとみられる幅13センチの足跡とフンが見つかりました。
町などで付近の住民に注意を呼び掛けています。