支援側なのに… “依存症支援施設” ダルクの職員逮捕 キャッシュカード盗む「ギャンブルで金に困り」

53歳の男を逮捕した北海道警帯広署
依存症回復支援施設“ダルク”でキャッシュカードを盗んだとして職員の53歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは北海道帯広市のパート従業員の53歳の男です。
男は3月24日から8月1日までの間に勤め先である帯広市の「特定非営利活動法人 とかちダルク」の事務所でキャッシュカード1枚を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますとキャッシュカードは入所者の男性のもので、男性の口座からは何度も現金が引き出されていたということです。
施設側が「キャッシュカードがなくなり、金もおろされている」などと警察に被害を申告。
その際「金に困っている職員もいる」などと男の名前を挙げていたということで、警察が捜査していました。
調べに男は容疑を認め「競馬で金に困っていてやった」などと話しているということです。
事務所では、他にもキャッシュカードが盗まれているということで、警察が余罪を詳しく調べています。