【速報】また牛襲われる 牛喰いヒグマ"OSO18"の仕業か 腹えぐられる 7月で6頭目の被害 北海道

「OSO18」とみられる巨大ヒグマ【提供】標茶町役場(撮影:2019年)
北海道東部・標茶町の牧場で7月27日、牛1頭が死んでいるのが見つかりました。相次いで牛を襲っているクマ「OSO(オソ)18」によるものとみられます。
標茶町によりますと、27日午前4時ごろ、標茶町阿歴内の牧場で乳牛1頭が死んでいるのを牧場の職員が発見し、役場に通報しました。
死んだ牛は1歳くらいの乳牛のメスで、腹部がえぐられて食べられた痕がありました。
牛は夜間、パドックにいましたが、引きずられ、少し離れた場所で発見されたということです。
7月になってから現場付近で牛が襲われたのは、7月1日に阿歴内で2頭が死に、1頭が軽いけが、7月11日には上茶安別で牛1頭が死に、7月18日には茶安別で牛1頭が死ぬ被害があり、今回の阿歴内の牛1頭で6頭目となります。
今回も、相次いで牛を襲っている大型のオスのクマ、コードネーム「OSO18」によるものとみられています。
「OSO18」は2019年以降、60頭以上の牛を襲っていて、猟友会などが警戒にあたっています。