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2年4か月ぶり 新千歳空港の国際線定期便が復活…コロナ禍で運休 韓国からの再開初便には観光客の姿なし

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 実に2年4か月ぶりです。コロナ禍で運休が続いていた新千歳空港の国際線。7月17日、韓国との定期便が再開しました。

 北海道観光は以前のようなにぎわいを取り戻せるのでしょうか?

 韓国の仁川空港から、北海道の新千歳空港に到着した大韓航空機。コロナ禍以前は1日2往復運航していましたが、2020年3月から運休。

 7月17日、2年4か月ぶりに再開しました。再開後は週2往復の運航となります。

 搭乗客:「家族です」

 搭乗客(妻):「私の配偶者としてビザを発行してきた」

 搭乗客(夫):「ラーメンを食べて、温泉にも行きたい」

 再開初便の搭乗者は56人。観光客は水際対策のため、旅程が管理しやすい添乗員付きのツアー客しか認められていませんが、その姿は見当たりません。

 乗客はビジネス客や留学生、家族などでした。

 大韓航空 イ・ソグ 日本地域本部長:「団体ツアーしか受け入れられないし、ガイドがいないと入国できない。今の水際対策が続けば、運航を拡大することはなかなか難しい」

 さらに、こんな問題も。韓国からの短期の観光客は、コロナ禍以前はビザは必要ありませんでした。しかし、現在は水際対策のため取得しなければなりません。

 ハナツアー ペク・スンイルさん:「ビザの手続きで申請から1週間以上かかってしまうので、それが壁となって日本への旅行に行けないケースも」

 ツアーに限られることや、ビザ取得の面倒さなどから、再開初便に観光客の姿がなかったのです。観光客の利用は今後になりそうです。

 コロナ禍以前、北海道を訪れる外国人観光客は年間約222万人。2636億円もの経済効果をもたらしていました。

 新千歳空港の国際線定期便再開は、北海道の観光にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

久しぶりの再会!

 ビールの歴史を展示するサッポロビール博物館です。コロナ禍以前は、入館者の約7割が外国人観光客でした。ここにきて明るい兆しが見えています。

 サッポロビール博物館 栗原 史館長:「旅行代理店を通じて韓国の団体から『開館しているか』という問い合わせが、何件か入ってきている」

 国際線の再開に合わせるように、問い合わせが増えているといいます。今後の便数増加に期待しています。

 北海道札幌市中央区のゲストハウスでは低料金で宿泊できるのが魅力で、以前は韓国からの利用客も多かったといいます。

 オチョゲストハウス 伊藤 路さん:「週末を利用して会社終わりで空港に直行し、北海道を訪れる女性がたくさん利用していました」

 韓国をはじめとした外国人観光客でにぎわっていましたが、コロナ禍で売り上げは9割減。待ちに待った国際線の再開でしたが。

 オチョゲストハウス 伊藤 路さん:「外国人観光客の予約はないです。今のところ、団体客じゃないと来られないので」

 受け入れが認められる外国人観光客はツアー客のみ。個人旅行は認められていません。

 主に個人旅行者が利用するゲストハウスには、恩恵が及ばないのが実情です。コロナ禍以前の韓国からの観光客は個人旅行者が8割で、ツアー客は2割にとどまっていました。

 札幌市中央区の繁華街「ススキノ」の飲食店では、カニ料理やしゃぶしゃぶが外国人観光客に人気でした。

  • みんテレ